【産業用ソーラーカーポートとは?】
2025.06.23
皆さん、こんにちは!
新潟での太陽光・系統用蓄電池のことならテクノナガイソラーレにお任せ!
法人営業部の酒井です。
さて今回は『産業用ソーラーカーポート』について書いていきます。
ぜひ皆様の参考になればと思いますので、最後までお読みくださいね!
==========目次===========
1.ソーラーカーポートとは?
駐車スペースを活かして再生可能エネルギーを得られる新たな選択肢として、多くの企業から注目され始めています。
ソーラーカーポートの種類は、「一体型」と「搭載型」の2種類です。
太陽電池モジュールの設置スタイルやカーポートの特徴において、以下のような違いが見られます。
【太陽電池モジュールの設置】 | 【特徴】 | ||||||||||
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一体型 |
・カーポートの屋根と一体化している |
・太陽電池モジュールの設置を前提に設計される |
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搭載型 | ・既存のカーポートに架台を搭載して設置 ・架台の高さ・角度の変更や太陽光パネルの取り外しが可能 ・太陽電池モジュールの設置を前提としていないカーポートには設置できない |
・太陽電池モジュールとカーポートは別々に設計・製造される ・主に折板屋根といわれる金属製の屋根材が選ばれる ・太陽電池モジュールを設置しなくても単体で使用できる |
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また、ソーラーカーポートの耐用年数に関しては以下の通りです。
耐用年数の正式名称は「法定耐用年数」で、法的にモノの経済的価値を設定したものです。
法定耐用年数は、減価償却を行う際の基準として用いられています。
多くのソーラーカーポートは、税務上「露天式立体駐車場」に分類されます。
2.導入のメリット
ソーラーカーポートを導入するメリットは、主に以下の6点になります。
①電気代の削減効果が見込める
②スペースを有効的に活用し、発電量を増やせる
③災害時の対策になる
④遮熱効果がある
⑤電気自動車と相性が良い
⑥SDGsや「RE100」に活用できる
①電気代の削減効果が見込める
ソーラーカーポートで発電した電力は、自家消費が可能です。
自社の敷地内で得られた電気を優先して使用すると、電力会社から購入する電力量を抑えられます。
その結果、電気代の削減も実現するでしょう。
電気代の高騰が続いている昨今においては、決して小さくないメリットです。
②スペースを有効的に活用し、発電量を増やせる
一般的なカーポートの屋根は、強度の問題からデッドスペースになりがちです。
しかし、太陽電池モジュールが搭載されているソーラーカーポートであれば、駐車場の上部スペースを「発電所」として有効活用できます。
すでに事務所や工場といった建物の屋根に太陽光発電を設置している場合も、加えてソーラーカーポートを導入することでより多く発電できるでしょう。
③災害時の対策になる
ソーラーカーポートの導入は、企業のBCP対策としても有効です。
BCPとは、災害などの緊急事態発生時に、企業活動を維持したり、迅速に再開したりするための計画のことをいいます。
特に来客のある店舗や商業施設では、緊急事態時の顧客や従業員の安全確保は大きな課題です。
施設の災害耐性を高められるだけでなく、設置場所によっては地域のレジリエンス強化にもつながります。
④遮熱効果がある
ソーラーカーポートの下に駐車する場合は、太陽電池モジュールが屋根替わりになり、青空駐車や一般的なカーポート下での駐車より遮熱効果が高まります。
太陽電池モジュールが設置されている屋根と、されていない屋根の下の温度を比べると、最大約10℃程度の差があることがわかっています。
特に、夏場には車内温度が上がりやすい点を考慮すると、ソーラーカーポートの導入意義は大きいといえるでしょう。
⑤電気自動車と相性が良い
ソーラーカーポートの導入に併せて充電用のコンセントやスタンドを設置すれば、自社で電気自動車の充電が可能です。
使用や設置の状況にもよりますが、一般的には、ソーラーカーポートの発電量は電気自動車の充電を十分にまかなえるといわれています。
自家消費用だけでなく、来客者用にも充電インフラを整備すれば、顧客満足度の向上にもつながるかもしれません。
⑥SDGsや「RE100」に活用できる
企業が現代のビジネスシーンを生き抜くためには、SDGsやCO2削減、再生可能エネルギーの利用といった取り組みは避けて通れないでしょう。
企業の場合、ソーラーカーポートの導入を「RE100」にも活用できます。
環境問題の改善につながる活動は、企業価値をも左右する事項になってきたとみてよいでしょう。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか?
ソーラーカーポートは、駐車スペースを有効活用しながらクリーンなエネルギーを生み出し、
自社の光熱費削減や、SDGsを通じた企業PRに繋げられる魅力的な設備です。
また、条件によっては補助金の利用も可能です。
ぜひ、この機会に導入をご検討されてはいかかでしょうか?
下記フォームからのお問い合わせをお待ちしております!