ご存じですか?太陽光発電の種類「自家消費」と「余剰売電」
2025.05.07
皆さん、こんにちは!
雪国での太陽光発電・蓄電池のことならテクノナガイソラーレにお任せ!
設計部の渋谷です!
電気代の高騰やカーボンニュートラルへの対応が求められる今、
企業の間で注目されているのが太陽光発電の導入です。
しかし、いざ検討を始めてみると・・・
- ●「太陽光にはどんな導入方法があるのか?」
- ●「『余剰売電』とか『自家消費』とか聞くけどよく分からない」
- ●「うちの会社にはどんな形が合っているのか?」
- ●「費用対効果はどれくらいあるのか?」
といった疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか?
今回は、企業向け太陽光発電の代表的な導入形態である
「余剰売電」と「自家消費」の違いについて解説しながら、
近年の導入トレンドやそれぞれの特徴をご紹介します。
① 余剰売電とは? ~発電して、余った電力を売るスタイル~
余剰売電とは、太陽光で発電した電力のうち、
自社で使用しきれなかった電気を電力会社に売電する方式です。
たとえば、日中に電気をあまり使わない業種(オフィスや倉庫など)では、
発電した電力が余りやすく、その分を売電して収益化することができます。
以前は「固定価格買取制度(FIT)」によって、電力を高く売れる時代もありましたが、
現在は売電価格が下がっているため、単純に“売って儲ける”時代ではなくなっています。
とはいえ、事業形態によっては売電による一定の収益が見込めるケースもあるため、
自社の電力使用状況に応じた判断が重要です。
② 自家消費とは? ~発電した電気を自社で使うスタイル~
もうひとつの方式が「自家消費型太陽光発電」。
これは、発電した電気を電力会社に売らず、自社で使う方式です。
※発電した電気を一切売らない形は『完全自家消費型』と呼ばれる場合もございます。
近年、企業の間ではこの自家消費型が非常に注目されており、
電気代の削減やCO₂削減、電力調達リスクの分散など、複数のメリットがあります。
また設備稼動までのスピードも売電をしない分、必要な申請関係が少なくなるため、
検討から設備を稼動できるまでのスピード感も早いこと。
売電をしないため、電力からの出力制御対応も不要なことも特徴です。
※出力制御に関しては、経済産業省 資源エネルギー庁のサイトをご覧ください。
最近、とくに注目されているのが、建物の屋根上や屋上スペースを活用した設置です。
使用していないスペースを活用しながら、日中の業務で使う電気を“自社でまかなう”という流れが加速しています。
昼間に生産や業務を行っている企業(製造業・物流施設・福祉施設など)であれば、
発電した電力をそのまま活用することで、電力購入コストの削減に直結します。
また、グリーン電力証書のように“外から買っている”再エネではなく、
「自社で再生可能エネルギーを生産している」という実績そのものが、
ESGやSDGs、取引先からの評価にもつながる時代になっています。
③ 今、企業が選んでいるのはどっち?
かつては「売電で儲ける」時代でしたが、現在は「自家消費型」が主流となっています。
背景には、
- ●売電価格の下落
- ●電気代の高騰と調達リスクの増大
- ●環境配慮を求める企業活動・顧客ニーズ
- ●SDGsやESG経営への意識の高まり
といった、複合的な要因があります。
もちろん、最適な導入形式は会社ごとの電力使用状況や建物の条件によって異なります。
そのため、まずは自社の状況を客観的に把握することが大切です。
まとめ:まず『自社に合った方式』を知ることが第一歩
太陽光発電は「売る」時代から「使う」時代へと大きく変わってきています。
特に自家消費型は、企業のコスト削減と環境対応を両立できる選択肢として今注目されています。
テクノナガイソラーレでは、法人様向けの太陽光発電を得意としており、
小規模な事務所から大規模な製造工場まであらゆる規模で対応可能です。
設置可能な場所の選定、屋根上・屋上に設置できるかどうかの条件確認、
建物の電気使用量に応じた最適な設計などなど
お客様にしっかりとメリットのある設備設計で、設計・提案から施工、まで含めてご提案しています。
建物の情報や電気代のデータがあれば、シミュレーションで導入効果が見えてきます。
「導入すべきか迷っている」
「電気代をどうにかしたい」
「でも、自分ではよく分からない・・・」
そんな時こそ、ぜひ太陽光発電のプロにご相談ください!
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本日もお読みいただきありがとうございました!