太陽光コラム

「日射計」と「気温計」のメリットとは?

こんにちは、テクノナガイソラーレの佐久間です。

 

今回は、太陽光発電設備に日射計や気温計を設置するメリットについてわかりやすく紹介します。

 

最後まで、ぜひご覧下さいね!

 

 

 

1、日射計で「発電の見える化」

 

太陽光発電は、太陽の光がどれだけ当たるか(=日射量)で発電量が大きく変わります。

 


日射計を設置すると、その日射量と実際の発電量を比較できるようになります。

 

これによって、

 

「今日は晴れてるのに発電が少ない」

 

「最近少し効率が落ちてる」

 

といった異常にすぐ気づけるようになります。


つまり、設備の健康チェックができるわけです。

 

また、日射量のデータを記録しておくと、長期的な発電実績の分析や将来の発電予測にも役立ちます。

 

 

 

2、気温計で「発電効率の変化」を把握

 

太陽電池は、実は暑すぎると発電効率が下がるんです。


気温が高いとパネルの温度も上がり、電気の出力が少し落ちてしまいます。

 

気温計をつけておけば、


「気温が高い日はどのくらい効率が下がるのか」


「異常な高温が出ていないか」


といったデータを取ることができ、発電効率の正確な評価や設備の劣化チェックに役立ちます。

 

 

3、両方そろえると「性能指数(PR)」がわかる!

 

日射計と気温計を組み合わせることで、


**Performance Ratio(PR:性能指数)**という指標を算出できます。

 

これは、「設備がどれだけ設計通りに発電しているか」を示す世界共通の評価基準です。


PRを定期的に確認すれば、

 

発電設備の状態

 

メンテナンスの効果を、客観的に把握できるようになります。

 

 

4、まとめ

 

日射計と気温計は、太陽光発電を「つくって終わり」ではなく「見て育てる」設備に変えるための大切なアイテムです。


発電量の見える化や異常の早期発見にもつながるので、特にメンテナンスを重視される方にはおすすめです!

 

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